2014年08月15日

人生のカタログ 

 
文は人なりとはよく言ったもんで、
文章を読むと書き手の人となりが
ホント手にとるようにこちらに伝わってくる。

でも考えてみると会話も同じで、
日頃言っていることをなにげに聞いてるだけで、
そいつの中身のかなりの部分が見えてきたりする。

他人ごとならばそれですむのであるが、
それは同時に己の発した言葉にも言えることなので、
こういった所にTEXTをアップするということは、
とりもなおさず人格の露呈そのものだということになる。


俺の人格ということでいうならば、
自分のサイトを立ち上げてからの15年。
雑誌のコラムやネット上に、
拙いながらかなりのTEXTをあげてきた。

それをあらためて読み返してみると、
こっ恥ずかしいのもあるけれど、
自分で自身の変化に驚いたりするわけです。

39歳からもうすぐ54歳の15年だも
そりゃ変化もするわい(笑)というわけで、
じゃあ結局、
今は何をどう考えながら書いてるのかというお話。

実はきっと全部、ある種のご提案なんですよね。
プレゼンテーションというか、うまく言えないけど。

というのは、俺は人間50歳を過ぎたら、
可能な限りすべての行いは
誰かの為にもなってなきゃいかんと思うんです。

でもべつに社会への恩返しとかいう大それた話じゃないし(笑)
己を無くしての自己犠牲って話でもない。
ましてやそもそも俺のTEXTが
人様の助けになるなどと思っているわけでもない。

役目っていうか、ライフステージ(人生の段階)の自覚の話ね。

人生ってさ、とどのつまりは生きざまの探求なわけで、
幸せって何だ?とか、愛って?とかの大命題や、
知っといたほがいい知恵だとか、逆境への対処法とか、
楽しいこととか、新しいモノの見方とか、
夢とか、癒やしの方法とか、健康法とか、
とにかく
色々なそゆことを見つける為の旅なんだと思うんだよ。

そして50年も生きてくると、どんなヤツでもみんななんとなく
ある程度悟ってくるというか、わかってくるというか、
人生の成果?をおのおのなりに収穫して
それぞれ心の引き出しの中にしまってあるはずなんだ。

もちろん俺もそう。

だったら、どうせならそれをみんなでシェアしあえたら素敵じゃん?
という発想。

若い人には参考になるだろうし、
同世代にだってとっても刺激になる。

専門家でもない普通の人なのに、
驚くべき内容をあげている人もたくさんいるし。

それに例えば、誰かが間違ったり失敗したコトは
同じ過ちを回避できる可能性も高まるだろうし、
楽しいことをもっとパワフルに
数倍楽しくできるってこともあるかもしれない。

経験は、自分だけの引き出しにしまっておいても
結局何にもならないし、
ある程度の年齢をむかえたならば、立場として責任として、
それを次の人に与える義務があるのかもしれないとも思うし。

ブログやSNSは、いわば人生のカタログ。
みんなで共有する経験アーカイブのパノラマだ。

せっかくネットやるなら
そんな感覚で読んだり書いたりしてたら
もっともっと楽しいし幸福かも…

な〜んて思ったりもしてるんだ。


人生のカタログ 







Posted by taku0922 at 20:15